学力より大切なこと。非認知能力とは。

現在日本において学力は重要視される要素の1つです。テストの点数によって成績は大きく変わり、それによって周りからの評価も決まってしまう部分が大きいと思います。そのため、勉強が苦手な生徒は自然と能力が低いとみなされる可能性も。


一方アメリカでは、学力テストの結果で受験をするのではなく、エントリーシートで受験することが多いです。そこには今までの実績や経験を書きます。そのために学生は起業したり、ビジネス経験をしたりして自分をアピールしようしとします。


先述の通り学力よりも、なにを頑張ってきたかを見られる社会にもデメリットは存在します。例えば海外のトップ大学に入学する生徒は親がお金持ちな可能性がとても高いです。親がお金持ちだと、その子供は最初から大きな資金を持って起業したり団体を作ることが可能です。それがガクチカとなり、受験に成功しやすいのです。つまり、貧富の差が大きく出る可能性があるのです。


学力重視にしろガクチカ重視にしろ、「非認知能力」はとても大切な力です。

非認知能力とは、学力テストなどで数値化できる認知能力とは異なり、意欲、協調性、やり抜く力など、数値では表せない内面的な能力のこと。

この力を幼い頃から付けていくことが大切です。テストの点数が低いから能力が低いと断言するのではなく、数値として表せない力を大切にする。これが将来の成功にも繋がるのではないでしょうか。

今の日本社会でも少しずつ学力よりも求められるものが変わってきている現状もあります。例えばコミュニケーション能力です。就活の際に、ディスカッションをするなどしてコミュニケーションを見られる場面が増えています。そんな時、今までどんな人とどんなコミュニケーションを図ってきたかを見られます。これこそ「非認知能力」です。

この「非認知能力」を向上させるためには、点数など目に見える評価だけを重視するのではなく、人との関わり方や道徳性などを評価してあげることが大切です。また、子供が疑問に思ったり、好奇心を持った時に、子供自身が追求する環境を整えてあげることが大切です。

子供のうちに秘めている本当の力を引き出しましょう!

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