うちの子はやればできるのに、、
もっとできるはずなのに、、
そう考えてしまうお父さん・お母さんいませんか?
その考え方はもしかすると危険かもしれません。今回その理由と正しい考え方について解説します!
この記事を読むと
☑️「やればできる」という考え方の危険性をしることができる
☑️正しい子供への考え方と接し方を知ることができる
1.「やればできる」が危険な理由
①子供の自己肯定感を下げてしまう
子供に「やればできる」と過度な期待をしてしまうことで、子供にとってプレッシャーになってしまう可能性があります。そして、思うような結果が出ない時に子供はこう考えてしまいます。
「頑張ってない私が悪いんだ」
「結果を出せない私は価値がないのかな」
結果として子供の自己肯定感が下がってしまう可能性があります。
②固定的能力観を強めてしまう
教育心理学では、以下のような考え方があります:
•固定的能力観(=能力は変わらないもの)
•成長的能力観(=努力次第で伸びる)
「やればできる」は見方によっては「できる」と「できない」の二元論に聞こえてしまいます。これにより、子供は失敗や努力の過程が軽視され、「結果がすべて」に陥る危険があります。
③本質に気づけない
供に理想を押し付けてしまうと、本当に見なくてはいけない子供の気持ちを理解することができなくなってしまいます。表面的なやる気のなさなどに目がいってしまうことで問題の本質に気づこともできなくなってしまいます。
2.正しい考え方・接し方
①プロセスを見てあげよう
子供の結果ではなく、子供がどのように努力したのか、どこでつまずいてしまったのかを見てあげましょう。
「毎日頑張ってるのちゃんと見てるよ」
「昨日より成長してるね」 など
頑張っているところを見てくれている人がいると子供が認識することはとても大切です。
②正しいタイミングで使う
これまで、「やればできる」の危険な理由について解説してきましたが、「やればできる」という言葉は必ずしも悪いということではありません。タイミングや状況によって上手に使うことで、時に子供の成長を促す可能性があります。
例えば、教育心理学では「教師期待効果」というものがあります。
教師期待効果=教師が特定の生徒に対して抱く期待が、その生徒の学習成果や行動に影響を与える現象のこと。
これは教師だけでなく保護者でも使うことができます。子供が自信をなくしている時に、
「頑張ればきっとできるよ!」
「きっと成功するよ!」
という優しく自信を持たせるような言葉をかけることで、子供の自信やモチベーションを向上させることができます。
③周りと比較ではなく本人の成長を見る
周りと比較してしまうことで、変に期待したり思うような結果がでないとイライラしてしまったりする可能性があります。しかし、大切なのは本人の成長です。本人の成長に目を向けることで、問題の本質に気づけたり、子供との信頼関係を向上させることができたりします。
3.まとめ
1.結果よりもプロセスを見てあげよう!
2.「やればできる」を上手に使おう!
3.周りより”昨日の我が子”と比べよう!
今回子供に対して「やればできる」のに、、という考えが危険な理由と正しい考え方・接し方に対しての解説でした!今日からでも実践できるのでさっそく試してみましょう!
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